1月25日〜26日
事前に電話で予約しておいて、2日間で4つのPreschool見学へ行って来ました。
アメリカではcut off date(学年を区切る日)の時点で5歳であれば、小学校に併設された公立の幼稚園(kindergarten)に通う事になります。K-5(Kinder-5th grade)がひとつの学校だったりします(ちなみに長男のNJの学校はK-3でひとつの学校でした。4-6はupper elementaryと呼ばれる全く別の小学校へ通学)。
それまでの小さい子供達は、私立のNursery、Preschool、又はDay care(保育園)に通います。二男君は5歳ですが、カリフォルニア州のcut off dateでも次年度9月から幼稚園入園ということになりました(泣)。というわけで、6月までの5ヶ月間を過ごす為のPreschool探しです。
面白かったのは、4つの学校全て、カラーが違うこと。新しい学校で何もかも立派だけど、どこか冷たい印象の学校。権威ある認可が下りていること、ベテランの先生揃いが自慢だけど、外遊びの監督中、先生同士おしゃべりばかりしていたところ。こじんまりとしているところは家庭的で良かったけれど、個人のペースを尊重する教育法のはずなのに、一人で遊んでいた子供に「皆と遊びなさい!」と促していたのが、ピンとこなかったところ…。
気に入った学校は、遊びを重視しているところでした。家族のようにというphilosophyのもと、基本的に年齢別のクラス分けはなし。但し、Pre-K(次年度幼稚園に上がる子供)だけを集めて、読み書きの基本をする時間は有り。
小動物を飼っていたり、木のおもちゃがふんだんにあったり、とりわけ気に入ったのは本物の「かなづち」と「くぎ」で自由に創作させてくれること。一緒に見学していた長男君は早速「ピンボール」のようなゲームを嬉々として作っていました。日本で通っていた幼稚園を思い出したようです。もちろん当の本人、二男君も早速、楽しそうに遊んでいました。
問題は月々の学費。プリンストンでも週に4日で550ドルでしたから、日本の幼稚園に比べたら高かった(helping parentをしていたので月100ドルの割引有りで450ドルでしたが)。それなのにベイエリア(と一概には言えないかもしれないけれど)のPreschoolといったら、週3日、half day(9am-1pm)で約900ドル。full day(8am-6pm)だと1,000ドルが相場。週5日、full dayなら1,500ドル!!とてもじゃないけど、5日通わせることはできません(汗)。
物価の高さに以上に、教育費の高さには驚きました〜。預けている親のほとんどが共働きだそうです。会社の補助もあるけれど、それでも私たちには大変な出費です。どういうコースにするか、夫婦で話し合いです…。